このガイドでやること
- ✓まず動かす(インストール→ログイン→はじめての会話)
- ✓賢く使う土台(CLAUDE.md・秘密のファイル保護・許可のモード・モデル選び)
- ✓慣れてきたら触る発展(Hooks・MCP)の入口
- ✓料金プランの、中立な選び方
まず動かす(今すぐ・約10分)
- ① インストール
公式サイトの案内どおり、指示された1行をパソコンの入力画面(Macは「ターミナル」/Windowsは「コマンドプロンプト」)に貼って実行するだけ。
※詳しい手順は別教材「Claude Code はどこで動かす?」も参照。 - ② ログイン
claudeと打つと、ブラウザが自動で開きます。ログインして許可すれば完了。 - ③ はじめての会話
作業したいフォルダを開いた状態でclaudeと入力。最初のひとことは、これがおすすめ:
「このフォルダの中身を教えて」「このプロジェクトで何ができる?」
→ ちゃんと理解して答えてくれる。この"手応え"が最初の成功体験です。
①〜③ができれば、もうClaude Codeは使えています。ここから先は「もっと快適に・安全に」するための設定です。焦らず1つずつで大丈夫。
賢く使う土台(最初の設定・約10分)
④ CLAUDE.md ―「プロジェクトの説明書」を置く
CLAUDE.md(クロード・エムディー)は、「このプロジェクトをどう扱ってほしいか」をClaudeに伝えるメモです。これがあると、毎回ゼロから説明せずに、最初から分かった状態で動いてくれます。作り方はかんたん:
/initと入力 → Claudeが下書きを自動で作ってくれる- そこから、要らない行を削るだけ。短いほど効果的(読めば分かることは書かない/自分だけの決まり・注意点を書く)
書くべき:作業の手順・自分だけのルール・やってほしくないこと・よくある落とし穴。
書かなくていい:ファイルを見れば分かること・一般常識・説明書に載っていること。
⑤ 秘密のファイルを守る(パスワード・APIキー)
パスワードやAPIキーの入ったファイル(例 .env)は、Claudeに読ませない設定にしておくと安心です。むずかしい設定ですが——Claude自身に頼めばOKです。
.env などの秘密のファイルを読まないように設定して。
Read(./.env) の deny ルールを settings に足しておいて。
Claudeが設定ファイル(.claude/settings.json)の「読み込み拒否(deny)」ルールに追加してくれます。
ネット記事に「.claudeignore というファイルで守る」と書かれていることがありますが、それは正しくありません(そういう機能はありません)。正しくは上の設定ファイルの deny ルールです。迷ったらClaudeに頼めば確実です。
⑥ 許可のモードを知る(安全とテンポの調整)
Claude Codeは、ファイルを書き換える等の操作の前に「やっていい?」と確認します(安全のため)。この確認の強さ(モード)は Shift+Tab で切り替えられます。
| モード | ふるまい | 向き |
|---|---|---|
| ふつう(既定) | 書き換え等の前に毎回確認 | 初心者・大事な作業。まずはこれ |
| 編集を自動OK | ファイル編集は確認なしで進む | 信頼できる作業を速く回したい時 |
| 計画のみ | 実行せず、やることを提案だけ | 先に方針を見たい時 |
「すべて確認なし(bypass)」のモードもありますが、初心者は使わないでください。取り返しのつかない操作まで通ってしまいます。基本は「ふつう」でOKです。
⑦ モデルの選び方(速さ・コストの調整)
Claude Codeは、頭脳(モデル)を場面で切り替えられます。普段は軽め、難しい判断のときだけ上位——これでコストと速度のバランスが取れます。切り替えは /model と入力するだけ。
- 普段の作業:軽めのモデルで十分速く安く進みます
- 難しい設計・複雑な判断:上位モデルに切り替える
- おまかせ:計画時だけ上位・実行は軽め、と自動で使い分ける設定もあります
使えるモデルの名前は環境・時期で変わります。/model と打てば、その時点で選べる一覧が出ます。名前を暗記する必要はありません。
慣れてきたら(発展・今はサラッとでOK)
次の2つは強力ですが、最初の1日には必要ありません。「こんなことができる」とだけ知っておいて、必要になったら触りましょう。
- Hooks(自動処理):決まったタイミングで必ず実行される仕組み。例「危険な操作を自動で止める」。CLAUDE.mdのルールは"だいたい"従う、Hooksは"確実"に動く、という違いがあります。
- MCP(外部ツール連携):Claude Codeを外のサービス(GitHub・ファイル・Web検索など)とつなぐ仕組み。
claude mcp add …で追加、/mcpで管理。必要になった1つだけ足すのがコツ。
一気に全部やると混乱します。まずは②までを1日、設定は数日、発展は必要になってから。これが遠回りに見えて最短です。
料金プランの選び方(中立に)
プランは使う量で選びます。ネットには「上位プラン一択」と煽る記事もありますが、まずは試して、足りなければ上げるで十分です。
| プラン | 目安 | 向き |
|---|---|---|
| 無料 | お試し・少量 | まず触ってみたい |
| Pro | 手頃・日常利用に十分から | 学習・個人の実務 |
| Max(上位) | 使用量が多い人向け(利用枠を選べる) | 毎日たくさん使う・重い作業が続く |
「◯円で◯万円の仕事が」といった具体的な儲け話は鵜呑みにしないでください。適正なプランは、あなたの使う量しだいです。最新の料金・内容は必ず公式で確認を。
チェックリスト
- 1今すぐ:① インストール / ② ログイン / ③ 「このフォルダの中身を教えて」
- 2設定:④
/initでCLAUDE.md / ⑤ 秘密ファイルはClaudeに"denyして"と依頼 / ⑥ 許可は「ふつう」 / ⑦ モデルは/modelで - 3発展:Hooks・MCPは"慣れてから"。今は知っておくだけ。
- 4プラン:まず試して、足りなければ上げる。煽りは鵜呑みにしない。
まずは①〜③だけでOKです。「このフォルダの中身を教えて」で手応えを感じられたら、もう入口は突破しています。設定は、詰まったらこの1枚に戻ってきてください。次は「よく使うコマンド一覧」もあわせてどうぞ。